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おすすめ本 レビューと個人的評価 「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」  

おすすめ本
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内容、情報の質 13点
生活への役立ち度 11点
伝わりやすさ、わかりやすさ 15点
内容量、見た目 13点
価格 13点

合計 65点
※素人の個人的な見解、好みが反映された評価点です。

ページ数:210ページ 

概要

ちまたにあふれる「体に良い食品」。この情報は正しいのだろうか。最新の膨大な研究論文を元に科学的根拠(エビデンス)に裏付けられた本当に体に良い食事が書かれた本。

レビュー

この本は一言で言えば

健康に良い食品を科学的根拠(エビデンス)を元に挙げている

ということになります。健康に良い食品というテーマの本は数多くありますが科学的根拠が乏しかったり、個人の体験や主観、感想で書かれているものが多い中この本は科学的根拠(エビデンス)を元に書かれていることが大きなポイントです。

健康な食品の情報を手に入れたいという人には良い本であると言えますが、科学的根拠(エビデンス)とした元となる論文の内容と本に記載の内容に相違があるものや論文上に記載の無いものもあります。科学的根拠(エビデンス)を元に書いてあることがウリの本であるにもかかわらず疑いを持ってしまうのが残念です。

さらに健康になるための1つの方法として捉えたときに「健康に良い食べ物を摂取する」ことは果たしてどれほどの影響があるのかと疑問を持ってしまいました。

例えば本書内で用いられている統計データで「地中海食の心筋梗塞や脳卒中の発症率・死亡率の減少効果」というものがあります。

地中海食(オリーブオイル、ナッツ類、魚など)を食べるグループと地中海食でない低脂肪食を食べたグループを比較して脳卒中と心筋梗塞で亡くなる方が30%減るとなっています。

これを見ると地中海食を食べていないと脳卒中と心筋梗塞で死ぬ人が非常に多い印象を受けます。しかし発症率は5年後で地中海食を食べたグループで0.04%(1万人に4人)になり、低脂肪食を食べたグループは0.06%(1万人に6人)となります。

脳卒中と心筋梗塞で死ぬ人が0.02%減らせるために地中海食を選んで食べようと思うか。脳卒中と心筋梗塞等以外の影響は地中海食を食べることで影響はないのかと考えてしまいますし、0.02%であれば好きな物を食べれば良いのではないかと考えさせられました。

この本を読んでからの私の行動の変化

食品を選ぶ際の1つの考えとして参考にし、食品の健康の影響を考える際には元となる科学的根拠(エビデンス)の重要性を考えるようなりました。また、私にとってその食品の健康への影響が積極的に選ぶほどのものがあるかと考えるようになりました。

今回取り上げました「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」は↓のバナーより購入が可能です。もし興味があれば購入して読んでみてください。

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