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大きな資産を持たない庶民は一括で大きく投資できないため積立投資が効果的です。積立投資の効果的な投資方法の1つが
ドルコスト平均法
です。
ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続ける手法です。この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多くなり、価格が高いときの購入量は少なくなります。
アクサ生命HPより ドルコスト平均法とは? 毎月定額で積立てる方法の長所と注意点を解説| 人生100年の歩き方 (axa.co.jp)
投資商品(株式や債券など)を一定の金額、一定の頻度で買う方法がドルコスト平均法になります。実際にドルコスト平均法で積立投資をした時の例が下のようになります。
一括投資で100万円投資して10年保有した場合と毎年10万円を10年間投資した際のそれぞれの資産評価額をグラフにしました。今回の例では最初の年から投資対象の評価額が下落して10年後に戻る例となっています。
一括投資では10年経って資産額が元に戻りますが、10年目まではずっと元本割れです。
一方ドルコスト平均法では6年目から元本を上回るようになり、10年目には一括投資の約1.4倍の評価額となっています。
これは投資対象の評価額が下落して安値になるとたくさん購入することができ、価格が上がって高値になると購入量が減ります。そのため投資期間全体の平均の購入単価となります。このことより高値掴みのリスクが減ります。
ではドルコスト平均法のメリットをまとめると下記になります。
1.安値の際は多く、高値の際は少なく買うことができ、購入単価が平準化される。
一定の金額で購入することから、価格が下がっている時は購入口数が多くなり、価格が上がっているときは少なく買うことができるために購入単価を平準化(平均に近づける)することができます。投資期間における平均単価で購入することになるため高値掴みによる資産減少リスクを回避できます。
2.まとまった購入資金が無くても投資が始められる。
一定金額を積み立て購入していくため、投資を始める際にまとまった資金が無くても始められます。大きな資産が無い庶民が投資をして資産を増やそうとするには非常に良いメリットです。
3.短期的な価格の上下に影響を受けにくくなる。
購入単価の平準化(平均に近づける)により価格が上下しても平均的な購入単価となるために日々の価格変動を気にすることなく投資ができます。
デメリットは下記のようになります。
1.投資対象の価格が右肩上がりに上がる場合は一括投資の方がリターンが大きくなる。
右肩上がりに価格が上がる場合は一括投資で購入した方が購入単価が安くなりリターンが大きくなります。
2.投資期間の終わりの時期に価格が下落すると損失が出てしまう。
購入単価が平準化(平均に近づける)していても投資期間の終わり(老後など)に価格が大きく下落すると購入金額よりも評価額が低くなり損失が出てしまいます。投資期間の終わりに近づいてきたら安全資産(金や現金、債券など)に投資対象変えていく必要があります。
ドルコスト平均法で積立投資する際には「インデックス株式投資」がおすすめです。下の記事に書いていますので確認してみてください。
ドルコスト平均法で積立投資をする際の積立金額はどのくらいに設定すれば良いかは「NISA」、「積立NISA」、「iDeco」などの非課税投資枠の上限金額を目安に考えると良いです。しかし、生活防衛資金(生活費の6か月から1年分)を確保して余剰資金となるお金で投資をすることをお勧めします。
またドルコスト平均法による積立投資では「複利効果」によって大きく資産が増えることになります。下の記事に書いてありますので確認してみてください。
株式投資を行うには証券会社で証券口座を開かなければなりません。私のおすすめの証券会社は「SBI証券」になります。SBI証券の口座開設は下のバナーをクリックして開設のサイトで行えます。
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