※本ページはプロモーションが含まれています
こんにちはヤママメです。
ガッキーこと新垣結衣さんが結婚しました。
周りでは「俺のガッキーが結婚してしまった。」という声が多発しています。
しかし、私ヤママメの「新垣さん」は「新垣 仁絵さん」なアラフォーヤママメです。
あなたの住む家には太陽光発電は設置されていますか?
太陽発電はFIT(固定買取制度)により設置が非常に進みました。
しかし、固定買取単価が年々下落していることからメリットが無くなったと考えたためか設置割合が減っているようです。
固定買取単価は下がっていますがメリットは下がっておらずむしろ上がっていると言えます。
太陽光発電を設置すれば年利3%ほどのメリットがあります。
太陽光発電の設置のメリットがどうしてあるかということと買取制度以降を含めた使用の仕方についてまとめました。
太陽光発電は昔は儲かったけど今はだめというイメージがありますがそんなことありません。
中古住宅購入についてご質問やご意見などはこのブログのお問い合わせやinstgramやtwitterのDMなどに送って頂ければご回答します。
instagramとtwitter↓
実際に相談があり購入された方の記事は↓になります。
私の購入したような中古物件がみつかるのはなかなか難しく時間がかかります。
タウンライフでは希望にマッチした不動産情報が無料登録で届くようになります。
無料資料請求は↓
注文住宅を希望される方は↓
仲介手数料無料での物件紹介は↓です
FIT(固定買取制度)とは
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。電力会社が買い取る費用の一部を電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていきます。この制度により、発電設備の高い建設コストも回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進みます。
経済産業省 資源エネルギー庁HPより 制度の概要|固定価格買取制度|なっとく!再生可能エネルギー (meti.go.jp)
再生可能エネルギーの普及のため初期費用を賄えるように電気を利用する人から賦課金として集めて発電された電力を買い取る制度になります。
この買取価格の単価については調達期間(10年間)終了後の自家消費及び売電の便益も見込み20年間の採算性を前提にされています。
つまり10年固定買取をし、更に10年使用して採算が取れる金額になっています。
その際の利回りはIRR(内部収益率)で3.2%で設計されています。
IRR(アイ・アール・アール:Internal Rate of Return)とは、ある投資対象を評価するための指標の1つで、日本語で「内部収益率」といいます。
IRRと利回りの違いは?IRRの具体的な計算や分析方法もわかりやすく解説 | 不動産投資コラム | 不動産投資情報サイト HEDGE GUIDE
IRR(内部収益率)で3.2%になるように調達価格等算定委員会で毎年の固定買取価格を算出しています。
算出にはシステム費用(設置費用)、運転維持費、設備利用率、余剰売電比率、自家消費分等の便益、調達期間終了後の売電価格が考慮されます。
2021年度以降の固定買取価格(調達価格)は↓の通りです。
この算出結果で買取価格が決定されるため発電状況が良い場所では10年未満で元が取れます。
発電状況が悪い場所でも10年強で元が取れる仕組みになっています。
投資としては非常にメリットの高いものだと言えます。
メリットが出るように制度設計されているのです。
固定買取単価が下落しているがメリットは増えている
固定買取単価が年々下落しています。
固定買取単価が下落しているため「もう太陽光発電にはメリットが無い」と思っている人がいるかもしれません。
それは間違いです。
固定買取単価が下落しているのは設置初期費用が安くなっているからです。
固定買取単価が高い時は導入するコストが高かったのです。
現在は導入コストが下がってきたため元を取るための固定買取単価が安くても良くなったのです。
固定買取単価が高かった時に比べて現在でも同じ利回りかそれ以上と言えます。
固定買取単価が42円/kWhであった2012年と19円/kWhである2021年のメリットを1kwh当たりの収支で算出しました↓
算出条件
・太陽光発電1kW当たり年間1200kWhを発電する。
・太陽光発電の発電量の7割を売電、3割を自家消費とする。
・最初の10年は固定買取単価で売電、残りの10年は9.3円/kWhで売電とする。
・システム費用:初期太陽光発電(パネル、パワーコンディショナー、工事費等)設置費用
・運転維持費:定期点検、パワーコンディショナー交換費等
各数値は調達価格等算定委員会の数値を元にしています。
2012年の回収割合が111%なのに対し2021年は128%になって2021年の方がメリットがあります。
20年間で投資金額の約130%を回収することができることになります。
このように固定買取単価が下落していますがむしろ現在の方がメリットがあると言えます。
固定買取単価が下がっているけど今のがお得
私ヤママメの中古の一条工務店のi-smart(アイスマート)の太陽光発電実績
私ヤママメの中古の一条工務店のi-smart(アイスマート)の太陽光発電実績は↓です。
(中古で2020年8月に購入したため購入後から現在までの実績です。)
期間:2020年8月1日~2021年5月18日(291日)
設置太陽光発電:7.8kWh
発電量:7,053kWh
売電量:5,422kWh 売電額:227,711円(売電単価:42円/kWh)
自家消費量:1,631kWh 自家消費金額:42,944円(買電単価平均:26.33円/kWh)
合計メリット金額:270,655円→年間換算メリット:339,481円
年間で約34万円のメリットが出ています。
これが10年間同様にメリットが出ているとすると10年で約340万円になります。
初期設置費用は中古で一条工務店のi-smart(アイスマート)を購入したため正確にわかりません。
ですので調達価格等算定委員会の2012年当時のシステム費用と運転維持費で投資コストを計算すると約368万円になります。
10年経過後には約-28万円まで収支がきていることになります。
ここから残り10年で同じように発電できるとすると
年間発電量:8847kWh
年間自家消費電気額:69,882円(年間発電量の3割 買電単価26.33円/kWh)
年間売電価格:57,594円(年間発電量の7割 売電単価:9.3円kWh)
年間メリット:127,476円
後半の10年では毎年約13万円のメリットが出るため、約12年強で元が取れる計算になります。
実際の発電状況は↓の記事に詳しく書いています。
私ヤママメの家は中古の一条工務店のi-smart(アイスマート)なので太陽光発電も物件価格に含まれていました。
将来、電気代は上昇する
電気代には「再エネ発電促進賦課金」が入っています。↓
この「再エネ発電促進賦課金」は年々上昇しており今後も上がっていくことが予想されています。
このように上昇していくことで電気代は将来上がっていきます。
太陽光発電の自家消費メリットは今後上がっていきます。
将来の太陽光発電義務化など展望を書いた記事は↓です。
将来の家の電気は発電所からでなく自分の家で発電するものになりそうです。
固定買取期間以降は自家消費率を上げる
固定買取期間終了後は買取価格が大きく下がります。
2021年は9.3円/kWhです。(調達価格等算定委員会算出)
この金額は電力事業者の「回避可能費用分」になります。
回避可能費用とは、固定価格買取制度(FIT)において、再生可能エネルギー電源を用いて発電され電気(FIT電気)の買取義務者(電気事業者)が、この電気の調達によって、発電・調達をせずにすみ、支出を免れた費用をいう。実質的には、電気事業者にとってFIT電気の調達費用に相当する。
環境ビジネスオンラインHPより 回避可能費用 | 環境用語集 | 環境ビジネスオンライン (kankyo-business.jp)
つまり太陽光発電で発電されたことにより火力発電で発電する予定だった燃料代などが消費しなくなった分が「回避可能費用分」になります。
この金額は今後も高くなることは期待できません。
固定買取期間終了後は売電ではメリットがあまり出ないので自家消費率を上げることでメリットが出てきます。
上の見出しでも書いた再エネ賦課金の増大や発電コストの上昇により、ますます電気代が上がっていくので、いかに自家消費できるかが鍵です。
10年経ったらエコキュートの湯沸かしを昼にしようと思っています。
蓄電池はまだメリットが薄い
自家消費を上げるのにすぐに思いつくのは蓄電池ですがまだ現在はメリットが薄いです。
太陽光発電を設置してすぐに蓄電池を設置する際とFIT制度終了後に蓄電池を設置する際のコストメリットを計算しました。
算出条件
10kWhの蓄電池を想定
システム費用:2021年時点で販売されている蓄電池の相場から算出
待機電力:蓄電池の使用による待機電力を20Wと想定
固定買取:2021年の固定買取制度の買取単価
深夜電力充電モード:深夜に蓄電池を充電し、昼間に放電する際のメリット 買電単価-深夜電力
太陽光充電モード:太陽光発電で充電し、放電する際のメリット
FIT中 買電単価-固定買取単価
FIT後 買電単価-固定買取後単価
蓄電池の充電容量は15年で半分の5kWhへ劣化すると想定
最低残量を2kWhと想定し、初年度は8kWhの使用として劣化させていく
上記の収支計算では太陽光発電と同時設置で15年間で29万円、固定買取制度後に設置で52万円の収入となります。
現在の蓄電池のシステム単価の15万円/kWhでは10kWhの蓄電池の初期設置費用が150万円で待機電力費を考慮すると太陽光発電と同時設置で-127万円、固定買取制度後に設置でー104万円で設置メリットがありません。
蓄電池の値段が5万円/kWh程度になるかそれ相当の補助金が無いと現時点ではコストメリットは無いと言えます。
もしくは買電がより高くなり、売電がより安くなればメリットが出てくるかもしれません。
現在(2021年5月)時点では蓄電池の設置メリットは無いと言え、唯一のメリットは災害時の非常電源に使用できることでしょうか。
FIT(固定買取)後は蓄電池買おうと調べていたら全然メリット無くてショックでした。
参考資料
今回のこの記事を書くに当たって参考にした資料になります。
前 真之先生によるエコハウスの実態を書いた著書「エコハウスのウソ2」
同じく前 真之先生のYouTubeの動画
高性能住宅の普及啓蒙活動を行っている一般社団法人日本エネルギーパス協会の団体の代表理事今泉さんのYouTubeの動画
非常に日頃から参考になり感謝しております。
今日は以上です。
今回の記事は賛否両論あるかと思います。ご指摘等あればコメントお願い致します。
ブログランキングに参加しています。
↓はこのブログを書くに当たって参考にさせて頂いているブログです。
非常に参考になります。
高気密・高断熱の家は世界的に見ても当然の性能であり、高気密・高断熱の家に全ての人が住めるようにならないといけないと思います。
しかし、現在の日本では一般的な収入の人では高気密・高断熱の家を建てることが非常に難しいです。
将来的には全ての人が住めるようになって欲しいです。
現在の日本で庶民が高気密・高断熱の家を購入する1つの方法が
中古で購入する
です。
高気密・高断熱の家の購入や住まい方について勉強をしているときに参考になったおすすめの本があります。
↓のものになるので興味がある人は読んでみてください。家の考えが大きく変わりました。
各部屋の温湿度管理便利なのが「SwitchBot 温湿度計」です。
温湿度が測定できアプリ上で測定結果を確認できます。
「SwitchBot Hub Mini」と連携すると「温度が27℃を超えたらエアコンを起動」などの自動設定をすることもできます。
高気密・高断熱の家では湿度管理が気になります。安価で絶対湿度が計れるのが↓の「みはりん坊ダブル」です。私も使っています。おすすめです。
私の購入したような中古物件がみつかるのはなかなか難しく時間がかかります。
タウンライフでは希望にマッチした不動産情報が無料登録で届くようになります。
無料資料請求は↓
私ヤママメの家のエアコンの設置業者を探す際にくらしのマーケットで探しました。
高気密高断熱の家の設置なのできちっとした作業ができる方を探す際に口コミが見られるので非常に参考になりました。
おすすめです↓
私は残念ながら対象ではないのですが新築戸建て、新築マンションの購入した人がアンケートを答えると5000円もらえるそうです。
欲しい方は↓のバナーから。私も欲しかったのですが中古はだめのようです。
コメント